Windows 環境で MARS を使うためのインストール方法をまとめました。
Windows XP 以前の環境では、LHA の書庫を解凍するだけで使えるので、
コンピュータに詳しい人は以下を読む価値はありません。一方、Windows Vista
では、以下の方法でインストールしないと正常動作しないことがあります。
最近のソフトの中には、インストール手順が「SETUP.EXE
を実行してください」の1行で済んでしまうようなものもありますが、MARS
はそこまで親切ではありません。
しかし、手順自体は難しくありませんし、
「設定作業」に類することは(ソフト自体に関しては)不要です。
他のフリーソフトをインストールする際に役立つ知識もありますから、
ぜひ自分でやってみましょう。
まず、ダウンロードのページから、必要なファイルを選択して入手してください。
「自己解凍形式」とそうでないものの2種類がありますが、
初心者は自己解凍形式のほうだけダウンロードしてください。
「このファイルをディスクに保存する」というような操作をすれば、
ダウンロードが始まります。
Step 1 でダウンロードしてきたファイルは「実行形式」なので、
ダブルクリックするだけでインストール作業が始まります。
といっても、やることはインストールするフォルダ名を入力するだけです。
MARS は、中身をすべて同じフォルダに置く限り、
どこのフォルダにインストールしても動作しますが(ただし Windows Vista
では怪しい;後述)、ほかのアプリケーションと混じるとアンインストールしにくいので、
たとえば「C:\Program Files\mars」といったフォルダを新たに作るのが無難です。
よく分からなければ、「参照 (B)」ボタンを押して「今あるフォルダ一覧」を出し、
「Program Files」というフォルダを選択して「OK」し、
最後に「書庫名でフォルダを作成」にチェックをつけて「OK」すると、
「C:\Program Files\mars500」(数字の部分はバージョン名による)
といったフォルダにインストールされます。
なお、Windows Vista では、ユーザ権限その他の関係か、「C:\Program
Files」のような「いかにも一般ユーザがいじってはダメそうなところ」に古いアプリケーションをインストールすると、
うまく動かないことがあるようです。
(自分自身はそういう現象に遭遇したことがないので、誤解かもしれません。)
したがって、Windows Vista の場合には、「Program
Files」ではなく、「マイ ドキュメント」など、
「ふだん文書や写真を保存しているところ」にインストールするのが無難です。
インストール自体は、この作業が済めばおしまいです。 作業が済むとインストールしたフォルダが開くので、その中に「MARS ナントカ」という名前のついた20個程度のファイルがあることを確認してください。
この作業は Windows Vista ではほぼ必須です。一方、他のOSでは必須ではないので、 「ショートカットなんぞ不要だ」という人は読み飛ばしてください。
Step 2 までを済ませると、
インストールしたフォルダに「createdosshortcut.wsf」
というファイルができていると思います(末尾の「.wsf」は見えないかもしれません)。
まず、このファイルを見つけてください。
もう1つ、「mars.exe」というファイルを見つけてください。
環境によっては末尾の「.exe」が見えず、単に「mars」と表示されるため、
該当するファイルが2つ以上存在するように見えますが、
どちらかがホンモノ、どちらかがニセモノです。
緑色の、きっぷのアイコンが「ニセモノ」、
もう1つの地味なアイコンが「ホンモノ」ですが、
間違って「ニセモノ」を選んでしまってもやり直しがききます。
上記2つのファイルが見つかったところで、「mars.exe」を、
「createdosshortcut.wsf」にドラッグ&ドロップしてください。
(「mars.exe」をマウスで左クリックし、
左ボタンを押したままカーソルを「createdosshortcut.wsf」の上まで移動し、
移動が終わったところで左ボタンを離す、という動作です。)
「セキュリティの警告」等が出るかもしれませんが、
怪しいものではないので続行して大丈夫です。
「Windows Vista
対応のショートカットを作成しますか?」と聞かれますので、Vista
の方は「はい」、XPの方はどちらでも(「いいえ」を推奨)、
95/98の方は「いいえ」を選択してください。
その後もいくつかダイアログが出てきますが、全部「OK」を選択してください。
ここで「MS-DOS アプリケーションではないようです」と言われてしまった人は、
残念ながら mars.exe
の「ニセモノ」をドラッグ&ドロップしてしまったと思われます。
「ホンモノ」を見つけ出し、あらためてドラッグ&ドロップしてください。
以上の手順を経ると、MARS をインストールしたのと同じフォルダに、 きっぷのアイコンが1つ増えているはずです。 この、増えたアイコンが MARS へのショートカットで、これを選択(ダブルクリック等)することにより、MARS が起動します。
Windows Vista では、単に mars.exe
を起動するだけでは、日本語の2バイト文字をうまく表示できません。
そのため、上記手順ではちょっとひねったショートカットを作成しています。
Windows Vista より前のOSでは、mars.exe
を単純に実行することで正常に動作しますので、mars.exe
を右クリックしてショートカットを作成したり、
「ファイル名を指定して実行」から直接 mars.exe を呼んだりしてもOKです。
前節で作成したショートカットをダブルクリックするなどして、まず一度、MARS
を起動してみてください。起動後、[ESC] [y] の順に押すと何もせずに MARS
は終了します。
なお、MARS を終了してもウインドウが消えない場合には、
右上の「×」をクリックすると消えます。「作業中のデータが失われるかもしれない」
とかなんとか文句を言われてもかまいません。失うものは何もありません。
もしアンインストール(プログラムを削除)したい場合には、
インストール先のフォルダを丸ごと削除すればOKです。
(「アプリケーションの追加と削除」からアンインストールすることはできません。)
ただ、インストール先のフォルダに MARS 以外のものも含まれている場合には、
フォルダを丸ごと削除すると余計なものまで削除されてしまいますので、MARS
に関係するファイルだけを選んで削除する必要があります。
ファイル名が「MARS」から始まるものはたいてい MARS
用のファイルだと思いますが、保証の限りではありません。
アンインストールがうまくできるかどうか心配な場合には、
ほうっておくのも一つの手です。MARS
はたかだか1MB程度しかディスクを占有しません。
ハードディスクの容量がたとえば100GBであれば、
その全容量の0.001%しか消費しないということで、
実害はほとんどないといえます。
すでにインストールしてある MARS を新しいバージョンに更新したい場合、 以下のどちらかを実行してください。
あまり詳しくない人には前者の方法がおすすめです。
ただ、毎回ショートカットを作るなどするのは、面倒といえば面倒です。
一方、後者の方法は、ショートカットを作り直す必要がありません。
ただし、「以前 MARS をインストールしたフォルダに、
新しいファイルを上書きする」という操作が必要となり、若干複雑です。